« 『湖のほとりで』 La ragazza del lago | Principale | 2008/5月発売のDVD »

08/05/08

イタリア映画祭閉幕

Fellini's Book of Dreams恒例のイタリア映画祭も無事終了。お疲れさまでした > 皆々様。 今年は、長編12本のうち特別上映の2本を除いて10本と、短編4本を鑑賞。

全体的な感想は、突出した作品はないけれど、それぞれの作品は良質で、どの作品も見ごたえがあったように思います。また、今回は、表層のストーリーやモチーフと、実質的なテーマが違っている(あるいは、複数盛り込まれている)作品が何本かあり、観る前の予想を軽く裏切られたりもしました。期待していたのと、ちょっと違うなあという思い。それでも、おもしろくないわけではなく、むしろ、どれも甲乙つけがたいおもしろさでした。

あえてベスト3を挙げるとすれば、
『考えてもムダさ』
『まなざしの長さをはかって』
『いつか翔べるように』
かな。

でも、重いテーマでも難なく見られてしまった『ひばり農園』も、ちょっとベロッキオみたいなテイストだった『百本の釘』も、コスチュームもののわりに歴史もの臭さがなかった『副王家の血筋』も、やっぱりベスト3に入れたいぐらい。

短編4本は、ストローブ=ユイレの『ヨーロッパ2005年、10月27日』にガツンとやられましたね。単純な手法ですが、それを実際にやってしまうというのが凄い。ダニエル・ユイレが他界してしまったこともあり、この作品がストローブ=ユイレ名義の最後の作品なのだそうです。『たまご』、『代理教師』も意外なラストに驚いたり、笑ったり。その中で『昨日』だけは、あまり好みではなかったですね。この種の時代を扱った長編映画の冒頭部分だけを切り取ってきたような印象で、この作品だけでは完結していないような感じなのがなんとも消化不良。

ところで、イタリア映画祭の主催者のひとつであるFilmitaliaのサイトによると、『百本の釘』、『湖のほとりで』、『8 1/2』の3本の日本での配給が決まったというような記事がありました。ソースはLa Repubblica紙だそうです。『8 1/2』は7月に公開の予定がありますが、他の2本についても、今後一般公開されるといいですね。

<追記>
Cinecittá Newsによると、上記2本の配給会社は、アルシネテランとクレスト・インターナショナルだそう。どちらがどちらという書き方はされていないんですが、記事内の並び順どおりだとすると、『湖のほとりで』がアルシネテラン、『百本の釘』がクレストかな?



ブックマークに追加する

|

« 『湖のほとりで』 La ragazza del lago | Principale | 2008/5月発売のDVD »

「イタリア映画-上映情報」カテゴリの記事

イタリア映画祭2008」カテゴリの記事

Commenti

Scrivi un commento



(Non visualizzato con i commenti.)


I commenti sono moderati e non appariranno su questo weblog fino a quando l'autore non li avrà  approvati.



TrackBack

URL per il TrackBack a questo post:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45028/41130371

Di seguito i weblog con link a イタリア映画祭閉幕:

« 『湖のほとりで』 La ragazza del lago | Principale | 2008/5月発売のDVD »