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22/04/08

[鑑賞前メモ] 副王家の血筋

副王家の血筋/I vicere

すでにイタリアでこの作品をご覧になった方から、お勧めのコメントをいただいていたこともあり、今回の映画祭で一番気になっている作品は、これ。

そもそも、「『副王』とは何ぞや?」な状態なわけなんですけども、調べてみると、「君主の代理人として植民地や属州を統治する役職」ということで、役割としては「総督」に近い。スペイン支配下にあったころのシチリアで、副王を務めた者の末裔が、この映画での中心となっているようです。

舞台となるのは19世紀半ばなので、副王の家系といっても、おそらく特別な権力などなくなっていて、時代の流れの中で変化に抗おうとする一貴族という程度の位置付けなのではないかと思います。なんとなく、『山猫』を思い出しますね。

実際、時代も近いですし、ヴィスコンティも映画化しようとしていたという話もネット上でちらほら見かけました。当時は、宗教的な部分がネックになって映画化が実現しなかったとか。

監督のロベルト・ファエンツァは、数年前にイタリア映画祭で上映された『哀しみの日々(I giorni dell' abbandono)』の監督。この作品、パンフレットで塩野七生さんも推薦されていました。人物描写が丁寧なのと、マルゲリータ・ブイの好演もあり、ありきたりなテーマなのに、印象に残る作品でした。

『副王家の血筋』も”優雅で滑稽な家族劇”になっているということなので、前作同様の、丁寧なつくりの作品になっているのではないかと期待しています。

監督:ロベルト・ファエンツァ
IMDb
cinecitta.news
公式サイト

イタリア版DVD

サントラ:I Vicere
Paolo Buonvino
B000YFHA8Q

原作(英語版):The Viceroys
Federico De Roberto A. Colquhoun
0002718189



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