ペッピーノの百歩 / I cento passi
★★★★★
<ストーリー>
1948年~1978年、チニシ(シチリア)。マフィアの家系に生まれながら、マフィアと戦った実在の人物、ペッピーノ・インパスタートについてのストーリー。
父も叔父たちもマフィアという家系に生まれたペッピーノは、慕っていた叔父の死因に疑問を抱き、それをきっかけにマフィアという組織について考えるようになる。また、マフィアのボス、ターノに反感を感じ、共産主義に傾倒し、新聞やラジオのメディアを利用してマフィアを糾弾した。ついには議員に立候補するが・・・。
<レビュー>
既存の価値観に疑問を感じ何かを変えようと、そして変えられると信じて行動するペッピーノの”熱さ”と、現実の冷淡さを感じる作品。→続きを読む(ネタバレあり)
<作品データ>
エンドロール後に映し出される写真は、実際のペッピーノのもの。作品のスチルではない。映画出演には強い興味がなく舞台で活動していたロ・カーショが、主役に抜擢された決め手のひとつはそのルックスにもあったと、製作のファブリツィオ・モスカ氏は講演会で語っていた。
挿入されるニュース映像は、1978年に起こった「赤い旅団」によるアルド・モロ誘拐殺人事件。この事件をテーマにしたベロッキオ監督作品「夜よ、こんにちは(原題:一般公開の予定あり)」に、ロ・カーショはテロ側の人間として出演している。
製作 / 2000 イタリア
監督 / マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ
キャスト / ペッピーノ … ルイジ・ロ・カーショ
ペッピーノの父 … ルイジ・マリア・ブッルアーノ (ロ・カーショの叔父であり、 彼をペッピーノ役に推薦したのもブッルアーノだそうだ)
サウンドトラック / 海外盤も含めサウンドトラックは出ていないようである。
印象的に使われている曲はプロコル・ハルムの「青い影」アメリカ盤では試聴可(Whiter Shade of Pale)。
Official site
Official site(イタリア語・英語ほか)
関連サイト / Peppino Impastato (イタリア語)
Centro Siciliano di Documentazione "Giuseppe Impastato" (イタリア語)
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