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02/07/04

チャイニーズ・レストラン

中国人はどこにでもいる。世界中、ありとあらゆる国にいる。そう言ってもけして過言ではないだろう。そのことはかつて、国際電話のオペレータをしたとき既に実感していた。日本から出ても、訪れた街には必ずと言っていいほど中華料理の店がある。そう知るのにも時間はかからなかった。

パートナーは中華料理が好き。ラーメン(これは日本のものだと思うが)が大好きなので、どの国にいても、旅の途中何度か中華料理の店に足を運ぶ。ところが、たいていラーメンらしいラーメンはない。”clear soup with noodle”などということばにつられて注文すると出てくるのはラーメンとは似つかぬしろものだ。

そんな料理に文句をいいながらも、いくつかの料理を注文し、各自の皿に取り分けて食べるというスタイルは、イタリアのようなボリュームある食事をする国で、食欲がない日に重宝する。同席した人がたくさん食べてくれれば、自分の食が細いことはそれほどめだたない。中国語で書かれたメニューは読めても正しく発音できないから、当然注文はイタリア語だ。

「卵スープとワンタンスープ、それから焼き餃子と……」注文する私の横で中国系のカメリエーレは笑いをかみ殺している。注文しながら気づいたのだが、小麦粉でつくった皮で具を包んだものは、ワンタンであれ餃子であれ、イタリア語では”ラヴィオリ”になってしまうのだ。ラヴィオリばかり注文する日本人だとおかしかったに違いない。

日本人旅行者が増えるにしたがって、観光地の中華料理店では、日本語のメニューを置く店も増えている。「ラーソン」とか「ワンワンスープ」とか誤記を見つけておもしろがっているうちはいいが(本当は注意してあげるべきだけれど)、中国語のメニューと値段が違っていることもあるので御用心を。

※ CinemaItalia に 2000/08/20 に掲載した記事の再掲です。

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